ひと昔前の商品と比べると家電の電気代どうなっているの？

・電気代が今後さらに高騰する今こそ、省エネ家電を考える！

出典：資源エネルギー庁平成21年度民生部門エネルギー消費実態調査および機器の使用に関する補足調査より日本エネルギー経済研究所が試算　（エアコンは2009年の冷夏・暖冬の影響含む

上位の家電だけで、家庭の電気代の約50％を占めます。電気代を節約するなら、こういった上位の家電から見直すのがおすすめです。

冷蔵庫

　　日立の冷蔵庫で比較

　　451～500ℓ

　　13年前（2010年）の製品一年で約13,230円

　　現在（2023年）の製品一年で約7，400円

なんと！一年で約5,830円、年間電気代が約44%もお得。

※環境省「省エネ製品置換ナビケーションしんきゅうさん」のデータをもとに弊社で算出。

ライフスタイルや家族の人数に合わせた大きさ、機能を選ぶ。

・容量が大きくなったからといって年間消費電力量が増えるわけではありません。

（一般的に、容積が大きいほど年間消費電力量は大きくなりますが、インバーター制御や真空断熱材を導入した製品は、省エネ性が高くなっています。）

エアコン

日立のエアコンで比較

5.6Ｋｗ（15帖～23帖）

13年前（2010年）の製品一年で約58,700円

現在（2023年）の製品一年で約45，900円

なんと！一年で約12,800円、年間電気代が約21%もお得。

※環境省「省エネ製品置換ナビケーションしんきゅうさん」のデータをもとに弊社で算出。

トイレ電気便座の電気代は意外と高い！

上位の家電の内5番目に電気便座があることに驚く人もいることと思います。エネルギーの駄々洩れとも言われますが・・・ふせぎようがないのがこの電気便座です。

・知っておこう！ウォシュレットの電気代

トイレで主に電気代がかかるのは、ウォシュレットと暖房便座です。

毎日両方使っていると、電気代はどのくらいになると思いますか。
ウォシュレットは「貯湯式」と「瞬間式」という、仕組みの異なるものが2種類あります。

「貯湯式」

専用タンクの中の水をヒーターで温めて貯めておく。温水を保温するのに電力を消費する。初期費用は比較的安い。

「瞬間式」

1回ごとに水をヒーターで温めて使う。瞬間的に水を温めるのに、大きな電力を必要とする。初期費用は比較的高い。

基本的には瞬間式のほうが安いと考えておくとよいようです。

・暖房便座のスイッチを切る

設定温度を下げるだけでなく、必要ないときは暖房便座のスイッチを切る癖をつけましょう。気温が高いときは暖房便座を使わないことをおすすめします。
寒暖の差が激しい春や秋は、昼間の間はずっとスイッチを切っていても問題ないでしょう。
また、特に夏の間は、よほどのことがない限り暖房便座は必要ないのでスイッチは切ってください。

・結論！暖房便座の使用は、冬が中心と考えましょう。

電気便座は電源が入っている限りずっと同じ電力を消費し、他の電化製品のように待機電力が存在するわけではありません。
外出中など、長い時間使われていないのに便座だけが暖まっているという状態はもったいないのは事実です。

ウォシュレットや電気便座は、一度スイッチを入れたらそのまま使用する人が多いと思いますが、電力の無駄遣いになっている可能性が大です。
温水洗浄便座に、待機電力というものは存在しません。設定を変えたりスイッチを切ったりしない限り、つねに100%の状態で電力を消費し続けます。
トイレは私たちの生理現象と関わっているので、絶対になくてはならないものです。しかし、トイレを使う時間より電力を待機している時間のほうが明らかに長いことも事実です。
他の電化製品と同じように、使わないときはスイッチを切ったり設定を変えたりすることで、トイレも電気代を節約できますが、多くの方が付けっぱなし状態でしょう。

全館空調の家は、トイレも暖房が効いているので、スイッチを365日切っているのが一般的であることも知っておきましょう。

・暖房便座の電気代を節約する方法

・フタを閉める
便座のフタを使用時以外、常に閉めることによって中に熱がこもってサーモスタットが働き、便座を温めるための消費電力を抑えています。